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2013年11月24日 (日)

ゼロ

子どものころから、勉強が出来る友達は、そんなに勉強してる感じがしなかったような気がします。

余裕がある、と言うか要領がいいというか(*´v゚*)ゞ

ライブドアの社長だった堀江貴文さんが、メディアに登場し始めたころは、若いのにスゴイな、というより、この若造がみたいな、イメージで報じてたと思います。

大学在学中に企業した堀江氏を、私は興味深く見ていました。

プロ野球の買収の参入に候補したり、衆議院選挙に候補したり、マスコミに注目され続けていた堀江氏

彼が犯したとされる罪のことは、ここではふれません。

ずっと否認されていましたので、事実は解りません。

ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく

ゼロ ~なにもない自分に小さなイチを足していく~  

                     堀江貴文著

堀江氏の生い立ちから起業するまで、逮捕され刑務所での暮らしが書かれています。

九州の福岡で生まれた堀江氏の両親は、ひとりっこである貴文少年にどこかクールに接していたようです。

授業参観などには1度も来ることなく、それでいて本人の意思確認もせず、柔道を習わたり、新聞配達をさせられたり・・・

イヤだと言えばヒステリックに怒られて怖い目にもあったそうです。

小学高学年の時、担任から「君のいる場所はここではない」と、変わり者と揶揄されそんなに友達もいなかった貴文少年に、20㌔も離れた中高一貫高を進められます。

合格するものの、両親は20㌔もの道のりを自転車通学するように言います。送ってくれるなんてことはもちろんバスなどの公共乗り物も許してもらえず、6年間ずっと片道20㌔の道のりを自転車通学したのだそうです。

ここで彼がスゴイのは、「20㌔の道のりをいかに効率よく早く通学できるか!!」を考え自転車を漕いでいたこと。

当時、出始めたパソコンに夢中になった中学時代はプログラミングをマスター。

それが企業をすることになった原点となったようです。

パソコンに夢中になりすぎて、高校時代の成績はどん底。

しかし、希望を高く東大に絞り、そこから反撃が始まり現役合格。

自分に課題を課し、達成していくのが堀江流です。

刑に服していた時は、最初紙袋を作る仕事を与えられ、一見簡単なようで、作ってみると1時間に数枚しかできない。それを日々決められた時間もくもくと作るだけではなく、ここでもまたいかに効率よく早くたくさん作ることが出来るか!!を考えて日々枚数を増やしていったそうです。

刑期の後半は、高齢受刑者の介護衛生班に属し身体介護を経験。

。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚

誰しも失敗はある。

でもそこで立ち止ってしまったら終わり

ゼロになったときこそ人は冷静にならなければならないんだな、と思いました。

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2013年11月16日 (土)

[また必ず会おう]と誰もが言った

ウソをついたことが無い人はいないと思います。

ウソをつくつもりはなくて、本当のことを言いそびれてしまって、結果ウソをついてしまう、と言うこともあるのではないかな?

体重を軽めに言ったりなんてのは、みに覚えがありますよね

「また必ず会おう」と誰もが言った 喜多川泰著

主人公は熊本に住む高校生男子

夏休み明けの修学旅行に、ディズニーランドへ行くことになっている。
ついクラスメイトに、行ったことがある、と言ってしまいます。

じゃあ証拠見せてよ。とクラスメイトに言われ

博多に大学の見学に行って来る、と母親にウソをつき、日帰りでディズニーランドへ行くことを計画し実行します。

初ディズニーランド・初東京・初飛行機

夕方までディズニーランドで過ごし、最終便に乗って帰る予定が、空港行きのバスが渋滞に巻き込まれ、間に合わない。

兄から教えてもらった、ランドチケット付きのパックの飛行機チケットで来ているので、払い戻しもしてもらえず、途方に暮れる。所持金3000円

高校時代、熊本の田舎少女だった私も、東京は遠く、都会、別世界でした。私も彼と同じ立場なら、同じようにどうしたらいいか解らず途方に暮れていたに違いありません。

空港の売店のオバチャンに声をかけてもらい、彼の人生最大にして最高の経験が始まります。

親切な人が「飛行機代を貸してあげるから、熊本に帰ったら返して」と住所や振込口座を伝えるのもありかもしれません。

しかし、オバチャンはそうはしませんでした。

彼は、色んな人と出会い、経験しながら4日後帰郷します。

お金がない彼は、親切のお礼に、掃除をします。

親切にしてくれた人々にも色んな過去があって、そのことを清算するかのように、彼にかかわって行きます。

そして、これまで小さなウソを重ねて、ダラダラと過ごしていた高校生男子は、この経験を通して、自分自身を見つめなおし、将来の夢も見えてきます。

有縁千里來相會

台湾在住時教えてもらった諺

縁があれば千里離れていても会える

もう2度と会うことが出来ない場合もあるけど、その人と関わったことは、何かの縁があったのだと思います。

また会えることを思って

また必ず会いましょうね~」(TωT)ノ~~~ バイバイと言ってサヨナラする。

私もこれまで何度となく言ってきました。

可愛い子には旅をさせよ

この諺も経験を持って成長する、と言うことなんでしょうね。

いい作品でした。

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2013年11月14日 (木)

久々に号泣

を読んでめったに泣くことはありません。

この本もタイトルに惹かれて手に取っただけで、きっと可愛いネコちゃんが、色々な土地に出向いて色んな事を発見するのかな?と思っていました。

旅猫リポート

旅猫リポート 有川浩著

有川さんの作品は私にとって本当に読みやすい。

作家さんって相性があって、とても話題になった本でも、すんなり読み進められない作品もありますし、たまたま手に取った無名な作家さんでも、夢中になって読みすすめられる場合もあります。

有川作品は色々と読みましたが、この作品はタイトルで迷わず選びました。

野良猫・家猫

猫たちの意志ではなく猫たちの居住場所は様々です。

猫は犬ほど人間に従わないし、情もないようなイメージがあります。
いえいえ 猫もちゃんと情がありますよ。

この作品は 主猫公(主人公)雄猫のナナちゃん。飼い主であるサトルの物語です。

ナナは野良猫

車にはねられ怪我をしたことがきっかけでサトルの飼いネコになる。

サトルには悲しい過去があり、猫にも特別な思いが。

そんなサトルにナナを飼えない事情が出来てしまい、代わりに飼ってくれる人を探しに昔の友人たちを訪ねるべく、ナナとの旅が始まる

猫の心理描写がとてもうまく、「フンフン、あ~あんなしぐさの時はこんな事を考えてるんだ」と我が家の猫たちと重なって、納得する場面が幾度となくあります。

しかし、話は予想外の展開へ

気付けば涙がとめどなく溢れていました

動物を飼っている方もそうでない方にも是非読んでいただきたい作品です。

これまで読んだ有川作品の中で、私の中では№1となりました。

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2013年11月 9日 (土)

100%好かれる1%の習慣

「嫌われ○○子の一生」を自負している私は(笑)

この前もMちゃんとビビハナさんの前で言ったら大爆笑された

100%好かれる!!なんてありえないな~、とこの本を手に取りました。

100%好かれる1%の習慣-電子書籍

    松澤萬紀著

著者は元キャビンアテンダント12年のキャリアののち、現在はマナー講師として活動されています。

CAさんと言えばあこがれの職業上位だし、モデルさんみたいに綺麗で、近寄りがたい感じがします。

しかし、接客業の極みと言っていいほど、ハードな仕事に違いありません。

著者は小さいころからCAにあこがれ、なんと7度も試験に失敗し、8度目に合格

あきらめない!!

芯がぶれない、大いに見習いたいです。

CA時代はから何万人という人々に出会った著者

小泉元総理や松田聖子さんの振る舞いは素晴らしく、大好きになったと書いてあります。

表立ってはあることないこと書かれてしまうお立場の方でも、何十年たってもスターである、と言うのは日ごろからの習慣が、そうさせているのでしょうね~。

その場だけ取り繕うって出来ないですよね。

5章に分けて書かれていますが、どの章もウンウンとうなずけることばかりです。

難しいことはなく、日ごろのちょっとした心がけで、たくさんのチャンスや出会いに繋がって行くのだな、と思います。

著者の写真が裏表紙中にありますが、Hiroの幼稚園年少時の先生によく似ていらっしゃいます。

笑顔がステキ!!

作った笑顔ではなく心からの笑顔

なんとも周りを幸せにしてくれそうな笑顔です。

Hiroの担任の先生もそうでした。

それだけで、不安がなくなるのですよね~。

zinにもHiroにも読むのを勧めてみようと思います。

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2013年11月 8日 (金)

人生はニャンとかなる!

私は決して読書家ではありませんが、本屋さんに立ち寄るとついつい購入してしまいます

でも本って高いですよね

ハードカバーだと1500円くらいしますし、文庫本になるのを待っても600円くらい

こらえ性がないので、図書館で予約して待つことが出来ない私(^-^;

で、本って原価が高くて本屋さんの利益は10%ほどらしいです。

街の小さな本屋さんが無くなってしまうのは寂しいですが仕方ないのかもしれませんね(T_T)

近くのショッピングモールの本屋さんで、何とクレジット払いだと10%オフになるキャンペーンをやっているのをはけ~~ん\(^o^)/。

本を買うのを我慢しよう!!と決断した翌日に購入してしまいました(^_^;)

人生はニャンとかなる

水野敬也・長沼直樹著

ネコ好きな私は表紙とタイトルに惹かれたのですが、中をパラパラとめくってみると、世界的な著名人の名言が、名言にあった可愛いネコちゃんの写真とともに掲載されています。

本文には関係ありませんが、ネコは犬に比べてかしこくないイメージがありますが、そんなことはありません。

我が家にも2匹ネコがいますが、いつも寝ているようで(笑)よ~く解っています

たくさんの逸話の中で

アサヒビール元社長「樋口廣太郎氏」

樋口氏が社長に就任したとき、アサヒビールはキリン・サッポロについで万年3位の売り上げだったそうです。朝日ではなく夕日ビールと揶揄されたこともあったとか。

樋口氏はその原因をさぐるべく、ライバル会社のそれぞれの会長を訪ね、悪いところを教えてほしいと直接聞いたそうです。また酒屋さんにも不満要望を訪ね歩いたとのこと。

人の意見を徹底的に聞く

のちにスーパードライなどのヒット商品を生んだのだそうです。

マイクロソフト社の創業者 ビルゲイツ氏も

あなたの顧客にとって一番不満を持っている客こそ

あなたにとって一番の学習源なのだ」と。

電話のオペレーターさんの応対の中で

不快な思いをさせてしまい・・・」

「おっしゃる通りです」

「貴重なご意見として承ります」

と、聞くことがあります。

な~んとなくですが、研修で習ってるのだろうな~と思ってしまいます(^-^;。

色んなお客さんがいるし、対応は難しいですが、マニュアルに沿った答えであっても、心から耳を傾けると、ずいぶん受け取り方も違うのかな?と思います。

人生ニャン度でもやりなおせる

失敗しても落ち込んでもまた立ちあがりたいな。と思った1冊でした

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2013年10月25日 (金)

ヒア・カムズ・ザ・サン

台風

関西は風はほとんどなく雨が降り続いています。

明朝にはやむようです。

が、明日MCを担当することになっていたイベントは早々に中止が決定されました準備等のことを考えるとやむをえません。

が、数少ないMCの仕事・・・・残念_| ̄|○

ヒア・カムズ・ザ・サン

ヒア・カムズ・ザ・サン 有川浩著

有川さんと言えば

阪急電車・3匹のおっさん・図書館戦争・県庁おもてなし課・フリーター家を買うなどなど。たくさんの人気本を出されています。

名前から最初男性の方かな?と思っていたのですが女性作家。

作品は次々と映画化やドラマ化されています。

来年には「3匹のおっさん」がドラマ化されるそうで、今からとても楽しみです

ヒア・カムズ・ザ・サン」は舞台で上演されます。上川隆也さんが所属されていた劇団キャラメルボックスで。

主人公の真也は、手に触れたものの記憶が見えてしまうと言う、特殊能力を持っています。婚約者であるカオルと幼いころに別れた父親との間に入って、修復していくと言うようなお話です。

世の中にはとても仲の良い、父娘がいらっしゃいます。

私にとって父は怖い、と言うか近寄りがたい存在だったなあ。亡くなって7年がたちますが、今になって、色々と思いだします。

怖かったけど、1つ1つが愛情だったのかなあ?と。

口下手で上手く言えなくてついつい怒るような口調だったのかもしれません。

心理描写が面白い作品でした。

2013年10月 8日 (火)

ペコロスの母に会いに行く

介護者研修の受講を初めて1カ月半

色んな経験をされた色んな立場の受講生

私の隣席はzinと同じ17歳

回を重ねるごとに、講義の合間に話を交わすようになって、彼女もまた色んな体験をし今に至ることがわかります。

10代の子の気持ちを聞くと、我が家の息子たちと重なって、なるほどな~と教えてもらうことが多いです。

さて、休憩時間に本屋さんに立ち寄り、今勉強していることにぴったりの本を見つけました。

ペラペラと捲ってみると、あ~懐かしい九州弁のマンガ

思わず購入しました。

著者の岡野雄一氏は、長崎で生まれ20歳で関東に行かれます。40歳の時1人息子とともに、郷里に戻り年老いた両親とともにすごします。

岡野氏はタウン誌の編集人。父親が他界後、認知症を患った母親のことをタウン誌に4コマ漫画で紹介。

その漫画を詩人の伊藤比呂美氏←クリックすると詳しい情報)の目にとまり、各所で紹介され自費出版で出版された「ペコロスの母に会いに行く」が長崎の書店でのランキングで2カ月間も1位だったのだそうです。

ちなみにペコロスとは小玉ねぎのこと。

著者の頭がそっくり(笑)なことから。

私の祖父は94歳で他界しました。

当時としては長寿

しかし現在は100歳以上の方が日本に5万5千人

テレビで元気な100歳以上の方を紹介されることがありますが、果たしてこの中の何人の方が、介護者なしで過ごしていらっしゃるのか?と言うデータは公開されません。

私が子どもの頃は70代の方はお年寄りのイメージがありましたが、今では若手。高齢者施設では80~90の方が主流なのだそうです。

祖父は晩年寝たきりで入院していました。

食事は主菜も副菜もいっしょくたにミキサーにかけられ、とても食事と言えるものではありませんでした。

認知症(当時痴呆症)の方は、徘徊しないようにベッドにくくりつけられていることも少なくなかったように思います。

この本を読んでいくと、著者のお母さんは、若いころに戻ったり、亡くなったはずのお父さんと会ったり。。。。認知症と言ってしまうには、何か違うような~~

人生の終末期を迎え、これまでの人生を振り返っていらっしゃるような気がします。

そしてこの本が映画化されます。

映画「ペコロスの母に会いに行く」(クリックすると公式HP

上映劇場が少ないのが残念だなあ。

11月16日(土)より公開です。

2013年9月 6日 (金)

あほやー(--〆)

ふら~っと本屋さんに入るのが好き

。。。で、タイトルを見て直感的に購入することが多い私です。

が、ある日購入した本を読んでいたら、んんんん?何かこの内容前にも読んだような。あ~あまたやってしまった(--〆)以前読んだ本を購入してしまった_| ̄|○

忘れないように、ブログに書いておこう。

この夏は10冊以上は読んだかな

とりあえず印象に残った3冊を

タモリ論 (新潮新書)

タモリ論  樋口 毅宏  著

私はタモリさんや所ジョージさんの生き方にとても憧れる
テレビ画面ではゆる~い感じを醸し出しながら、実に知識が豊富

そして、この本を読むと芸能人の方々からすごく人気があり、尊敬されているのだなと言うのが解ります。

商品の詳細

野心のすすめ 林真理子著

林氏と言えば「ルンルンを買っておうちに帰ろう」の痛烈な印象がありますが、実は糸井重里さん主催のコピーライター講座の受講生だったそう。強気な生き方は憧れるけど、もちろん色んな葛藤や挫折を経験したからこそのものだと思います。

表紙画像

余命3カ月のウソ 近藤誠著

この本を読むと現在のガン治療や健診って何なんだろう?と疑問がわくに違いありません。患者は医師や医療スタッフのおっしゃることが最適だと信じ、治療に臨むので、もしこの本の言うことが正しかったら、ほとんどが間違ったる事になります。インターネットなどで、簡単に調べられ情報が得られるからこそ、最善の治療を選択出来たらいいな、と思いました。

とりあえず3冊 忘備録です

2013年6月20日 (木)

永遠の0(ゼロ)

日々暮らしていると、真面目な者が損をし、理不尽なことを言う者がまかり通ったりすることに遭遇することがあります。

仕事で電話に出るや否や怒鳴りつけてくる人もいたりして、実はとても弱くて強がっているのかな?と思ったりもします。

どちらにしてもそういう場面にそうぐうしてしまうと、1日ド~ンと心が沈んでしまいます。

ただ、自然災害や戦争で瞬時にして、大切な人や家などを失い、立ちあがって行く方々の姿を見ると、小さなことで落ち込むんじゃない!!と気持ちを改めることもあります。

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0(ゼロ)  百田尚樹著

チッチさんからお借りして読みました

百田尚樹氏クリックするとwiki)は元々放送作家でこの作品がデビュー作、映画化もされました。最近では海賊と呼ばれた男クリックすると詳しい情報)が、書店の店員さんの選ぶ「本屋大賞」を受賞したことで話題になりました。

「永遠の0」は第二次世界大戦の中でも特攻隊と言われた方々の話が中心に描かれています。

学校や祖父母の話しで聞いた戦争の話とは全く別の視点です。

鹿児島県にある知覧特攻平和会館クリックすると詳しい情報)には特攻で飛び立つ前に書いた飛行隊員の手紙が展示されてます。10代後半から20代前半の方が書かれたとは思えないくらい達筆で、しっかりとした文章。1通目から涙が止まらなくなります。

しかし、その文章も上部から検閲され本心を書くことが出来なかったそうです。

間違っても「死にたくない」なんて書いてしまったら・・・・・。

どの方も優秀で未来を有望視された若者たち。

たくさんの優秀な財産を失った日本

何故こんな理不尽な作戦に出たんだろう。

ずいぶん早くから全戦で戦う人々には、勝てる見込みはないということが解ってたとのこと。

今も世界のどこかで戦争が続いています。

人を傷つけても何の解決にもならないのに。

1日も早く戦いのない世界になりますように~。

中高生にも是非読んでほしい作品です。

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2013年2月12日 (火)

風になる

駅周辺などで、冊子を片手に立って販売されている方々がいらっしゃいます。

THE BIG ISSUE(ビッグイシュー)

↑クリックするとHPへ

ビッグイシューは1991年にロンドンで生まれ、日本では2003年9月に創刊しました。ホームレスの人の救済(チャリティ)ではなく、仕事を提供し自立を応援する事業です。

自宅が駅近ではないので、どこかへ出かけたときには購入しています。

30ページほどの冊子なのですが、普段知り得ない情報が掲載されていてとても濃い内容です。

この冊子の中に「自閉症の僕が生きていく風景」と言う連載コラムがあります。

cover

風になる 東田直樹著 (←クリックすると詳しい情報へ)

ビッグイシュー日本版 138号~197号に掲載された第1回~60回のコラムが掲載されています。

自閉症の子どもさんに出会ったら、何かと話しかけていたような気がします。

「これ好きなの?上手だね~」など

でもそれはその人によってはとても苦痛なのだそうです。

幼稚園で「前を向きましょう」と先生から言われても、どちらが前か解らなくなり、「こっちでしょ」と強制されると自分の身体なのに自分の身体ではないような感覚になるそうなんです。

もちろんそれぞれに感覚は違うと思います。

東田さんは空や雲、自然が大好きなんだそうです。

それは人に強制されることなく自由にノビノビとしているから。

特に日本の教育は皆と一緒~のような横並びや団体行動が多いですね。

少し違ったことを言ったり行動したりすると、変わった子と言われてしまいます。

゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

私も小学低学年の時、公開参観があり他校の先生方が見に来られたことを思い出します。

国語の授業で物語の後半をどんなお話になるか想像する問題でした。

当然こうなるでしょう!!とほとんどの児童が答える中、私は全然違う話になると想像しました。

皆の方が正解で、私の答えはスルーされてしまいました。

とても恥ずかしくてガッカリしましたが、後日先生方の感想の中に、私の想像した物語の続きを聞きたい、と書いてくださっていた先生が1人いらっしゃったことを担任が教えてくれました。

どの学校のどの先生か全く解りませんが、心が弾むほど嬉しかったのを覚えています。

先日ある場所で、耳を疑うような言葉を聞きました。

ここは身体障がい者の方が働いています。まっ人件費の関係もあると思います」と説明があり、心が震えるほど怒りがこみ上げてきました。

以前全く同じ場所で違う方が

職場体験などで来た高校生や大学生は1時間で根をあげてしまうほどハードな仕事ですが、彼らはもくもくと確実に仕事をこなしてくれるんですよ~」と説明されました。

立ち仕事で腰や足が痛いだろうに、見学者の方もうなずいていらっしゃいました。

前者と後者、同じNPOに所属されている方の説明とは到底思えませんでした。

完璧な人間なんていません。

私はそもそも身体障がい者とくくるのにどうしても違和感を感じてしまいます。

東田さんのようにピュア気持ちの方の発する言葉が私たちに訴えかけてくるものは、心に響き考えさせられることばかりです。

この本は、ビッグイシューを販売されている方々から購入することができます。

通信販売もあります。

詳しくは info@bigissue.jp までお問い合わせください。

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