お連れあいさんが同郷 Kさん
Hiroの入院していた病棟は循環器の小児病棟です。
しかし、Hiroのように先天性など幼いころから闘病されている大人の方も
入院されていました。
毎日のように新しい患者さんが入院してくるためか、頻繁に病室移動があります。
術後10日ほどしてご一緒になったのが30代の男性Kさんでした。
物静かな印象の男性 四国からいらっしゃっていました。
Kさんも生後間もなく心臓病と診断され、生まれた病院の院長が、この病院の外科医と同級生だったことから、病院創設位の時から通院・入院されているとのこと。診察券の番号が若いんですよ~、とおっしゃっていました。
色々お話していると、Kさんのお連れあいさんが熊本の方だと解りました。
しかも、阿蘇山の近くのとてもローカルな駅の近く
私が生まれた故郷と本当に近かったのです。
で、新婚旅行が台湾
な~んだか共通点が多くてビックリ
とても穏やかなお話を聞いていて、印象的だったのが歯
とてもキレイな歯だな~、と思わず言ってみると
「あっ僕、歯科技工士なんですよ~」と。
これまたびっくり
私が帰った後も、2人部屋だったので、Hiroに色々とお話をしてくださったようです。Kさんも2歳まで生きられるかどうか、と医師に告げられていたそうです。
でも現在30代 ご家庭も持たれ小学生のお嬢さんもいらっしゃるとのこと。
一生病気と共存して生きていかなければならない。
私には伝えることができないことを、Kさんに教えていただいたんじゃないかな~と
思います。
入退院を繰り返される中で、病院内にもたくさんのお知り合いがいらっしゃるようで、他の病棟に入院されている方も訪ねて来られていました。
口調がとても穏やかでお人柄なんでしょうね~。お話しやすい方でした。
今回の入院は、これまでの薬が合わなくなって、他の薬を試したりしていて、
長期の入院になりそうとKさん
「あせっても仕方ない、なるようにしかならないから、のんびりいきますよ」と、
ニッコリ笑った白い歯が印象的でした。
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コメント
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共通点があるのって縁を感じちゃいますよね。
投稿: 阿蘇山の青汁★吉野 | 2013年6月 6日 (木) 21時40分
ご訪問・コメントありがとうございます。
地元とはかけ離れた場所で地元関係の方にお会いすると
くじ引きに当たったかのように嬉しいです~^^
投稿: Donko | 2013年6月 7日 (金) 17時20分