目の前で捨てられたご飯
最近、テレビ番組で
世界のこんなところに日本人のような内容の番組が増えたように思います。
知り合ったお連れあいがたまたまその国の人だった・・・と言う方もいらっしゃいますが、途上国の人々の役に立ちたい!!と言う思いから、本当に辺鄙な国へ行かれる方もいます。援助ではなく、途上国の人々の自立。
このブログでよく登場する
マザーハウス(クリックするとHP) もそう。
昨晩で放送されていたのは、68歳の女性がたった1人でペルーのスラムの女性たちに編み物を教え、
彼女たち自身が収入を得られるように活動している方の紹介されていました。
元々、世界中を飛び回るような国家の仕事をされていたお連れあいさんと、世界の主要都市に住みセレブな生活を送っていた方。
子どもの頃、母親が編み物と英語を教えてくれ、英文科を卒業するも、母親が他界。
いつか貧困の人々を救いたいと思い続け、50代後半にたった1人スラムへ。
私に何が出来る?と考えた時、母親から教わった編み物を通して女性たちの自立につなげようと活動されていました。
高級毛糸 アルパカ
10万円以上仕入れても、作業場の下水が破裂し、部屋中水浸しになり全部廃棄したり、銃声が聞こえるような場所での生活。
編み物を習得し、収入を少しずつ得ているスラムの女性たちは彼女のことをお母さんと慕っていました。
日本の流行も取り入れ、インターネット販売をしているそうです。
・・・・と昨日はHiroの外来の日
4時間で学校を早退し行きました。
病院へ行く途中、「セルフうどん屋さんでお昼食べようか?」と診察が終わってからでは夕方になってしまうけど、予約時間までそんなに余裕もなかったので入りました。
私とHiro それぞれうどんと、明太子ご飯を1杯ずつ
すると、何かの手違いで明太子ご飯が3杯出てきました。
女性の店員さん
「前のお客さんは(明太子ご飯を)頼んでなかったみたいです」とおっしゃると
男性店員が大きなため息をつき、よそったばかりの1杯の明太子ご飯を奪いとるようにして、私たちの目の前でゴミ箱に捨てられたのです。
えっΣ( ̄ロ ̄lll)
私とHiroは絶句しました。
私は「お客の前でそれはやめた方がいいんでは?」と言うと、女性の店員さんは顔を引きつらせながらスイマセン<(_ _)>とおっしゃいました。
イヤイヤ私たちに謝ってほしいのではなくて、食べ物屋さんが食べ物を粗末にするのはアカンやろ~
マニュアルで廃棄処分とあるのなら、せめて見えないところでやろうよ~
今、私たちはゴミ箱に捨てられた同じものを食べようとしているのに~
なんだか悲しくなり、一気に食欲が失せました。
でも女性の方は男性に注意しようとはしません。
男性の名札を見たら店長とありました┐(´д`)┌ヤレヤレ
お客さんもたくさん入っているようだし、ご飯1杯くらい、商売の利益には何の影響もないでしょう。
でもでもですよ。
1切れのパンさえも食せない人々が世界中にたくさんいる中、それを支援して!!とは言わないけど、せめて食べ物の商売の店長をやってらっしゃるのなら、大事にしてほしい。
その茶碗1杯のお米を作るのに、農家の方はどんなに苦労してらっしゃるか。
ノドを通らなかったけど、残してはダメと、無言で食べました。
もう2度と行くことはないと思うけど、そのお店の前を通るたび思い出すだろうな。
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