年齢力
私が好きなテレビ番組のひとつに「人生の楽園」があります。
例えば退職後、田舎に移り住んで農業を始めたり、趣味を楽しんだり。あるいは趣味がこうじて商売を始めたり。概ね60歳以上の方の第2・第3の人生のお話です。
今日の放送は、77歳の女性が同年輩の女性たちと経営する「おふくろの味」食堂のお話。60~70代のかたそれぞれが得意な料理(例えば揚げ物担当・煮物担当)を提供しているのです。11人のメンバーで交替勤務。みさなん活き活きされていました。
お膳に並べられた料理は、季節の野菜の天ぷらやお浸しなど、5~6品並んでなんと500円!!お店は大盛況です。
そして店内には町のご年配の方々が作られた、Bagや小物も売られています。
私の母もそうですが、常に何か手を動かし、編み物や工芸品などを作っている方たくさんいらっしゃると思います。しかし、知人にあげる位で、なかなか披露する場がない。
今日の主人公の女性は、町のご年配のお家を訪ね歩き、作品を受け取りに行かれます。80~90代の方々は、買ってくれる人がいる喜びに作品を作ることが生きがいになっていらっしゃいます。例え高い報酬ではなくても、自分の作品が誰かに買ってもらえるって、どんなに嬉しいでしょう。
今日の放送を見ながら「わあ、これができたら理想だなあ~」と思いました。
私の仕事のひとつにリサイクル推進をすることがあります。
昨年初の試みとして、「リサイクル作品展示会」をしたところ、たくさんの方に応募いただき「披露する機会を作ってくれてありがとう」と喜んでいただきました。
また、展示会をご覧頂いた方々からも「次回はいつやるの?今度は応募したい」と言うお言葉もいただきました。(ちょうどブログをお休みしていましたね)
応募された作品は、着物→洋服・バッグ 傘→レインコート・自転車カゴカバー Yシャツ→子どものパジャマなどなど
素晴らしい作品ばかりでした。それに実用的なものばかり。
・・でその応募作品の中で、特に子どもからご年配の方にまで、「欲し~い!作ってみた~い!」と言う作品がありました。
発案者の方に講師をお願いし、講習会を開きました。
ペットボトルキャップ小物入れ
発案されたMさんはランチなどの時、お友達が1回分のお薬を、ビニールやラップにくるんで持ってこられるのを見て、何かできないかな?と考えられたそうです。
で検索するとペットボトルキャップを使った様々な作品が出てきますが、飲み口のしっかり締まるキャップを活かす作品はありません。
しかも上部分に、ボタンやビーズ、お菓子についていたリボンなど、リサイクル品で作られているところがポイントです
。
パッと見簡単そうだけど、細部までのこころ配りが憎い作品です。
最後の飾り付けは、皆さん本当に楽しそうで30~70代の受講生のお顔は少女のようでした
下部分もキャップをはめ込んでいます。
薬を小分けにしたり、ビーズ入れにしたり、使い方は色々
飾りをつけなければ「プール行く時の小銭入れにいいわね~」とおっしゃっている受講生の方もいらっしゃいました。
人が集まればアイデアがどんどん出てきますね。
リサイクル作品展示会を開いたとき、男性の方が「爪楊枝や綿棒が入れられるといいな」とおっしゃったことをMさんにお伝えしたら
また、ウイスキーなどの広口のキャップで作れば、大きい物も入れられます。
Mさんは、物をご覧になるとき、常に何かに使えないか?リメイクできないか?と考えているそうです。
ご自宅にはあらゆる作品1500種類のレシピが保管されているそうです。
パソコンもたくみに操作され、画像を取り入れたレシピも作成してくださいました。
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仕事を探すとき電話で問い合せたり、履歴書を送付しても年齢でダメなことがあります。(経験者です。1度や2度ではありませんほほほヽ(;▽;)ノ)
もちろん試験や面接した上での不採用なら納得する場合もありますが、若けりゃいいってもんでもないやろう!!と負け惜しみを言ってみたり・・・
私世代の母親位の年齢の方は、手先の器用な方が多いですよね~。趣味やボランティアも素敵だけど、活かさないとモッタイナイと思います。
色んな経験を重ねた年齢力
何かの形で仕事にできないかなあ~
と思うDonkoなのでした。
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コメント
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Donkoさん こんにちは
ペットボトルキャップがこんなものに変身するんですね。
考えたことなかったです。
お薬を入れるケースがこんなにおしゃれだとうれしいですね。
こうやって、無理せずに楽しく工夫して
リサイクルできるのが一番ですよね。
みんな喜んでくれますし。
作っているうちに、どんどんアイデアが出てくるのも
手作りのいいところですよね。
温かみもありますし。
感激しました
投稿: むくむく | 2013年3月 5日 (火) 13時10分
ペットボトル小物入れを発案された方がおっしゃっていたのは
「天は二物を与えず」
私は作るのが大好きだから、貰ってくれる人が喜んでくれるのが生きがい。
人はそれぞれ与えられたことがあるのよ~、と。
私は不器用なので、先生や受講生の方々の
作品にうっとりすることしきりでした。
楽しく、実用的でみんなが思わず微笑むような
作品 素晴らしいです!!
投稿: Donko | 2013年3月 8日 (金) 16時43分