母のなみだ
4月7日
今日は父の命日です。
あれから丸6年
先日、熊本で七回忌の法要を済ませました。
血液の癌におかされた父は、最期を自宅で迎えたいと
桜の花が満開の中自宅に帰って来ました。
車から自宅に入る時
兄がおぶったそうですが、驚くほど軽かったと
今回の法事の挨拶で言っていました。
根っからの肥後もっこす(ガンコもの)で、私には怖い父でした。
母は最期まで敬語で話していました。
そんな父も、意識を無くして静かに息を引き取っ時は小さく小さくなっていました。
母が私達の前で初めてなみだを流しました。
今回帰省する際の新幹線で読んだ本
母のなみだ リンダブックス編集部
10編の短編小説集です。
「母のなみだ」と言うタイトルですが、そこには父の思いや
家族の絆について書かれています。
何歳になってもあまりにも身近過ぎて、母親に優しい言葉のひとつも掛けてあげられない私がいます。一番心配してくれている存在なのに。
父には何の親孝行もできませんでした。
母には~と、父の命日に改めておもいます
« そういう風になっている? | トップページ | A列車で行こう!! »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ゼロ(2013.11.24)
- [また必ず会おう]と誰もが言った(2013.11.16)
- 久々に号泣(2013.11.14)
- 100%好かれる1%の習慣(2013.11.09)
- 人生はニャンとかなる!(2013.11.08)
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
Donkoさん こんばんは
母親って、どうなんでしょうね。
うちの母は、昔から私を子どもというよりも
頼ってきてるので、いろいろと振り回されることが多いです。
優しい言葉をかけるって、難しいですよね。
身近すぎて。わかってくれてると思ってしまいます。
主人に対してもそうですね。言わなくても…みたいな感じで
でも母はヘルパーをしているせいで
だんだん足が弱ってきているんです。
あれだけ歩けた人が・・・と怖くなるときがあります。
父も最近検査でひっかかってしまったので、
ちょっと気になっているのですが。
自宅で・・・という気持ち、かなえてあげたんですね。
夫婦にしかわからない絆があるんだと思います。
お母様、ご立派でしたね。
投稿: むくむく | 2012年4月 7日 (土) 19時12分
こんばんは
私は兄姉がいる末っ子です。
兄姉はずっとソバにいるのですが
そばにいれば色々とあるようで、
私によく「あんたがそばにいれば」なんて言います(笑)
私も近くにいれば、親子ゆえに不満も募るかもしれません。
お母様、お父様心配ですね。
親って元気で当たり前なところがあるので
本当にビックリしてしまいます。
どうぞお大事になさってくださいね。
投稿: Donko | 2012年4月 8日 (日) 19時21分