仰げば尊し我が師の恩
早くも卒業シーズン
昨日今日と卒業式の高校も多いようです。
高校の卒業式と言えば、社会人になる人、進学する人と様々で、皆別れ別れになってしまい、嬉しさよりも寂しさが強くて感慨深いですよね。
子どもから大人になる第1歩を踏み出す時かな?
昨日、Hiroがお世話になっている寺子屋へお迎えに行ったら、卒業した高校生が、先生に挨拶に来ていました。
寺子屋のM先生とは、ひょんなことから出会いました。
もう10年以上前になりますが、市の無料パソコン講座を受講した時、たまたま隣同士だったのです。
パソコンの講習を受けたのはわずか4回。
その間言葉を交わしたのは二言三言。
でもとても素敵な方で、このままサヨナラも寂しいなと、年賀状だけのお付き合いは続けていました。
ふと去年お会いしたいなあ、と思い連絡を取り約10年ぶりに再会しました。
近所の子どもたちにお勉強を教えていらっしゃるのは存じ上げていました。久しぶりにお会いして、Hiroもココなら楽しくお勉強出来そう、とお世話になることにしました。
最初は2人だけだった生徒が今は小中合わせて50人。
特に看板をあげていらっしゃるわけでもなく、口コミだけで。
毎日数人ずつが小学部・中学部と時間を分けて教えていらっしゃいます。
見ていると子どもたちが先生を信頼しているのがよく解ります。
例えば、小学生の時間に中学生が来て、別の部屋でお昼寝をしていることもあるくらいです。きっとこの場所がホッとするんでしょうね。
この日挨拶に来ていた高校生も、寺子屋に来ていたのは小中時代。それでもM先生に卒業式後すぐ挨拶にって、一番に知らせたい相手なんですね。
先生も涙ぐんでいらっしゃって、私も泣きそうになりました。
私には残念ながら、この先生は、と思い出せる先生がいません。
1つ違いの姉は、今でも小学5.6年生の時の担任の先生と数年に1度は会っていてうらやましい限りです
最近は師弟関係が薄くなっていると言います。
毎年クラス替えがあって、担任が変わるのも理由の1つかもしれませんね。
♪仰げば尊し♪を唄う学校も少なくなっているようです。
ここでもまた古き良き時代が失われつつあると思うと寂しいDonkoなのでした。
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