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2010年11月 5日 (金)

通訳できない日本人の日本語

夫に付き合い、市役所や携帯電話ショップに同行した昨日。

夫が手続している間に、私は特にやることがないので、ボーッと人間観察

特定の人を見ているわけではありませんが、私の普段している仕事の様子と変わらないなあ、と思う場面があちこちで見られました。

例えば、携帯電話ショップ

突然お客さんが入ってきて

「○○は入ったん?」と唐突にショップスタッフに聞く。

私は耳だけダンボになり

○○(名前)と申しますが●月○日に注文した○○は届いてますか?って言わないとわからないよなあ?と思いながら聞いていると、スタッフの方が案の定

どちら様ですか?

客「○○」

「何をご注文されましたか?」

客「○○」

です、ますもナシ。

注文した付属品はまだ届いていなかったようで、その旨をスタッフの方が伝えると

「まだかいな、どんだけ時間がかかるんや」と、捨て台詞を吐いてお店を出て行かれました。

見たところ、50代くらいのお客さんでした。

私の職場でもこのような光景は日常茶飯事です。

難しいことでもなんでもない、日本語が喋れていないのです。

夫は台湾在住時、ずっと中国語を勉強していました。私たちのように生活するための中国語ではなく、仕事で使う中国語なので必死です。

日常会話には困らなくても、仕事上の専門用語などもありますから、日本語の堪能な台湾人の女性通訳さんが職場にはいらっしゃいました。

日本から出張で来られた取引会社などの日本人と、台湾で働く人との間に入って通訳する場合、日本人が喋ったことを、中国語に訳すのがとても難しいとおっしゃっていたそうです。

通訳の彼女は、日本人?と思うほどきれいな日本語を話されます。

では何が難しいのか?

それは、最近の日本人の日本語には、基本の主語・述語・誰が・どこで・何をと言うのが解りにくいからなのだそうです。

ですから、日本人がしゃべる通訳する前に日本人に質問をするそれは何処でつかうのですか?とか、いつですか?など)→内容を理解したうえで台湾人に通訳する、と言うかなり遠回りな通訳をしないといけなくなるとのことです。

英語も中国語も文法がきちんとしていないと通訳が出来ない、もちろん日本語だって同じのはずです。

時々、日本語を学ぶ外国の方々をテレビで取り上げられますが、どの国の方も、正しい文法でお話しされます。日本人として恥ずかしくなるほど、きれいな日本語をお話しされるのを耳にします。

もちろん時代の流れで、流行語など、昔はなかった言葉が出てくる場合もあります。でも単語で話すようになったのは、ここ10年くらいでは?と。

やはり、携帯やパソコンでメールを頻繁にするようになったので、言葉でのコミュニケーションが下手になってしまったのかなあ?

台湾人も携帯はよく使われますが、メールはショートメールくらいで、ほとんどは通話で利用されていたように思います。

メールは時間を気にしなくていいから便利だけど、読み手の心理状況によって、送信者の意図とは違うように受け取られると言う怖さがありますよね。

新しい最新機器を使いこなすのもいいけど、言葉のコミュニケーションの方が大事だよな、と思うDonkoなのでした。

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