阪急電車
11月7日は立冬
そして今日11月8日はいい歯の日です
11月に入ってもう1週間が過ぎましたね。
仕事の内容も年末のイベントのお問い合わせが増えました
クリスマスケーキや、年賀状、お節の予約も始まって、気持ちがあせってしまいます。
さて、皆さんは本屋さんで本を選ぶときは何を基準にしますか?
タイトル?
作者?
話題作?
私は好きな作家やタイトルで選んだり、帯を見て決めることもあります。でも読んでも読んでも入ってこなくて、途中断念する時も。
この本は、1ページ読んだだけでワクワク
早く次を読み進めたくなりました。
阪急電車 有川 浩著
関西では大きな私鉄グループの阪急電車
エンジ色のボディで、なんとなくレトロ感が漂う、大阪、兵庫県人にとってはおなじみの電車です宝塚ジェンヌのタマゴさんたちに出くわすこともありますよ
。
この小説は、阪急電車の中でも今津線のわずか8駅の中でのどこでも起きそうな日常を描いた作品です。
私も頻繁に利用するわけではありませんし、8駅の中の数駅しか行ったことがありません。でもその描写がリアルで臨場感あふれます。
小説の良さは、読み手それぞれが色んな情景を思い描きながら読めることも1つだと思いますが、この小説はリアルに情景が浮かぶので、逆にライブ感やスリルがあるのです。
どこにでもいるような人物像
大学生・若いカップル・OL・女子高生・夫に先立たれた女性と孫・子育てから手の離れた中年のおばさん集団etc
実際にある場所や、建物で繰り広げられる何気ない日常や人々の会話。
まるで私もその電車の中にいて、その様子を見ているような錯覚に陥りそうです。
各駅の様子も事細かく書いてあるので、行ったことある駅はもちろん、ない駅にも足を運びたくなります。
おもしろくて2回続けて読んでしまいました
そして2011年の夏、中谷美紀さん主演で映画化されます。
実際の阪急電車で撮影するのかな?
出来ればこの小説の続きも読みたいなあ。
映画も楽しみです
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コメント
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懐かしい~~

昔々私は高校生の時阪急電車で通学してました
今はなかなか乗る機会が無いですが、たまに梅田から阪急電車で実家に帰ると、あの頃の思い出がよみがえってきます
今は近鉄電車がメインなのですが、一度我が家の最寄り駅から名古屋まで行って見たいと思う私です
こっちの(奈良)踏み切りで待っているとエンジ色の電車がよく走ってて、「え?!なぜここで阪急電車が??」と思ってたら「鮮魚」という表示で1人か2人しか乗ってません・・不思議だったのですが、三重の賢島での卸売りの方がお魚を沢山乗せて乗ってるとの事・・奈良のトリビアです(笑)
投稿: リュックサック | 2010年11月 8日 (月) 18時56分
☆リュックさん リュックさんも阪急電車で通学されていたのですね(#^.^#)
奈良のトリビアおもしろ~い
鮮魚運搬専用で電車が走っているのですか?
全国的にも珍しいですよね~。
電車だけでも各地で色んな珍話がありそうですね。
投稿: Donko | 2010年11月10日 (水) 06時24分