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2010年6月29日 (火)

吹奏楽の魅力♪3000人の吹奏楽♪に参加して

学生時代、吹奏楽部に所属してて、社会人になっても続けたいけど出来ない、と言う方はたくさんいらっしゃると思います。

一般バンドは数多く存在しますが、1人だと参加しづらいし、仕事との両立が難しかったりします。

私もその1人。

そんな私が吹奏楽に再び携わるきっかけとなったのは、夫の台湾転勤で、子どもたちが台北日本人学校に転入したことでした。

課外活動のブラスバンド。当時小5だったzinに入部を奨め見学に行ったのですが、zinは入部せず、なぜか私が携わることに(笑)

家族でバンドのようなことはやっていましたが、やはり色んな楽器と合奏するのは楽し~い

滞在中、和太鼓部とブラスバンド部にかかわらせていただき、本当に楽しかったです。

さて、6月27日に京セラドームで行われた「3000人の吹奏楽」

今年50回めの記念の目玉企画として、佐渡裕氏の指揮で「1000人でアルメニアンダンスを演奏しよう」と、一般公募があったのです。

中学からトランペットを始めたzinに誘われ参加することにしました。

吹奏楽の魅力の1つは、弦楽器やピアノのように幼少のころに始めなくても、ある程度上達できること。

今回のイベントの中心でもある丸谷先生率いる、大阪府立淀川工科高校。部員のほとんどが高校入学後、楽器を始めるにもかかわらず、毎年吹奏楽コンクールやマーチングコンテストで全国大会出場を果たしています。

もう1つの魅力は長く続けられること。

校名の変更はあったものの、50回連続出場の早稲田摂陵高校の演奏に、なんと第1回目に出演された方が一緒に演奏者として出演されたのです。

当時高1としても皆さん、現在65歳以上のはず。

頭髪はロマンスグレーでも、背筋がピンと伸びて

スマートでカッコイイ

現役のマーチングバンドの先頭を歩きながら演奏される姿に、感動しました。

そして、関西テレビアナウンサーと、司会をされた三倉茉奈・佳奈さん。彼女たちも学生時代吹奏楽部に所属していたそうで、吹奏楽の魅力を伝えてくださる適役ではないかな?と思います。演奏披露もしてくださいました。

また、歌手として3曲歌ってくれました。

018

1曲目は、「未来へ」

この曲は私たち家族がMorimoriBandを始めるきっかけでもあった、zin・Hiroがお世話になった幼稚園の先生が結婚されるとき演奏した曲。

Hiroと懐かしいね~と言いながら聞きました。

ハーモニーがキレイ

2曲目は新曲「Mother」

3曲目はNHK朝ドラでお2人が主演した「だんだん」の挿入歌でもある「いのちの歌」この曲大好きなんです。いつかMorimoriBandでも出来たらいいなあ。

お2人の歌のあと、いよいよ私たちの出番です。

アルフレッド・リード作曲 「アルメニアンダンスパート1」

この曲は1961年吹奏楽の為に作曲されたものです。

吹奏楽経験者の多くが演奏したことがあると思います。

1音目のシンバル、スネアのロール、トランペットのファンファーレ、ティンパニ~木管楽器へと流れて行きます。

途中、8分の5拍子と言う変拍子の難しさが逆に、演奏できた時の喜びに変わっていき、この曲にはまってしまうのです。

この大曲を佐渡裕氏の指揮で演奏できるなんて夢のようです

佐渡さんも中学生時代吹奏楽部でフルートを担当されたのがきっかけで、音楽の道に進まれたそうです。入部した中学は決して吹奏楽の有名な学校ではなかったそうですが、世界的に有名な指揮者になられた原点ですよね。

Sado

迫力があり、なおかつ繊細な指揮に、す~っと吸い込まれるように演奏が始まりました。

私は鳥肌が立つと同時にジ~ンと感動しっぱなしで、演奏しました。

リハの時とは違い、大勢のお客さんが見守る中、ドームのグラウンドで演奏

お客さんの気を感じます。

Photo

1000人で演奏するとこんな感じ

このメンバーで演奏するのは最初で最後です。

私はスネア・ドラム(小太鼓)を担当しました。

お互い親しくなるまではいかなかったけど、楽器を通して通じ合うものがありました。途中タンバリンとの掛け合いは100人近いパーカッション担当が一体になった感じがしました。

そうそう、嬉しい再会がありました。

当時小学生だった女の子。地元の小学校でパーカッションを担当していた彼女を少しだけ教えていたことがあります。

彼女がこの春、吹奏楽の有名な高校に入学しパーカッションを担当していたのです。楽器は違いましたが、一緒に演奏することが出来ました

演奏が終わって、割れんばかりの拍手をいただいたときは、涙が出そうになりました

アンコール曲は「星条旗よ永遠なれ

1~2回練習しただけでしたが、そこはみんな経験者。

息もぴったりです。

最後リピートしたあとは、佐渡さんの指揮も超特急に早くなります。手がもつれそうになりながらめっちゃ楽しくなってきます。お客さんも一体となって大いに盛り上がりました。

実は大勢のパーカッション担当、みんなで叩くものだからメロディーはほとんど聞こえない中で演奏していました。

でも何十台のスネアが、シンバルがバスドラムが、お互いのリズムを感じとりながら通じあいました。

最後の1音を終えると、反響してズンと体に振動が伝わってきました。

もっともっとずっと演奏してたかったです。

感動・感激・感謝

退場する時、知らない人同士で「楽しかったですね~」と声を掛けあいました。

参加してよかったなあ、と心から思います。

参加された皆さん・大勢のスタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。

そして、

ありがとうございました

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